注文家具、障がい者のためのリフォーム、住まいと店舗のデザインリフォーム&リノベーションは神奈川県鎌倉市大船のみんなの生活設計へ

作品集 ・・・ 障がいのある方の為の住宅改修

発達障がいのあるお子さんの行動特性に配慮したテレビ収納台

障がいのあるお子さんをお持ちのCさんからご連絡をいただいたのが今年のはじめ、
最初のお話は「TV台を造りたいのですが可能でしょうか?」
「大丈夫出来ますよ」
「そのテレビを箱の中にしましたいのです。子供に知的障がいがあり今あるテレビに乗ったりたたいたりして危険なんです。そんなの相談に乗っていただけますか?」という切実さを感じたお電話でした・・・。

後日ご訪問。とてもきれいに片付いたリビングに通され早速ヒアリング・・・。
長男D君12歳は知的障がいA、肢体障がい3級のお子さんです。突起部や隙間に興味を示し指を入れたり、ひっぱったり叩いたりという行為があります。

体も成長して力もついてきてます。親御さんは、「怪我をする前に先回りして対処をしなくていけない。
そこが一番気を使うんですよ」と語ります。それまで使っていたブラウン管のTVの上部は傷だらけで、ガムテープで補強してだましだまし使っていた具合です。

基本設計条件は

などなど条件盛りだくさんです。

3度の設計変更などを含めた打ち合わせをして出来上がったのがこの作品です。

1年ほどあちらこちらを探し回りたどり着いたのが弊社でした。

通販既製品のTV収納やIKEAに出向いたりと歩き回ったとのことです。

現在は自治体のバックアップもかなり整っていて今回プロセスのひとつとして、お子さんが通園している地域療育センターの依頼により、同事業団のリハビリテーションセンターの工学技師が、出向き親身にさまざまな案が出ていたのも興味深いです。逆に弊社の設計資料をチェックしもらいアドバイスいただくシチュエーションもありました。

このような案件の紹介を弊社ホームページやわたしのブログで紹介したいのですがと親御さんにお願いしたところ快く承諾していただき感謝に堪えません。

この作品によって少しでもお子さんとその家族の負担が軽減することを祈ると同時に状況は千差万別ですが障がいのあるご家族の参考になれば幸いです。

  • お子さんの心身状況:横浜市地域療育センターに通う6歳男児。療育手帳A1、身体障がい者手帳3級。ブラン管テレビに登る、画面を叩く、テレビを落とす、収納扉のガラス戸を何度も開閉するなどの行動が顕著であった。
  • 横浜市総合リハビリテーションセンターで自閉症(発達障がい)の住宅改造を実施しているという話を友人から聞いたのがきっかけ。
  • 横浜市地域療育センターのソーシャルワーカー、光学技師から行動特性のヒアリング、アドバイスをもとにこのテレビ収納台を製作した。
  • 2009年 (社)かながわ住まい・まちづくり協会 バリアフリーリフォームコンクール優秀賞受賞作品

製作図1 スライドショーの見方

 

 

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